概要
CentOS7の標準リポジトリだとMariaDBがインストールされるので、MySQLのyumリポジトリを追加し、MySQL8をインストールします。
MySQLの公式yumリポジトリを追加
MySQLのダウンロードからcommunity版の
mysql80-community-release-el7-2.noarch.rpm
(2019/01/28現在) をダウンロードしてインストール
# rpm -ivh mysql80-community-release-el7-2.noarch.rpm
MySQLインストール
MySQLのリポジトリが追加されているので、yumでインストール (mysql clientも同時にインストール)
# yum install -y mysql-community-server mysql-community-client
MySQLの起動
# systemctl start mysqld
起動確認
# systemctl status mysqld
Active: active (running)になっていれば起動しています。
mysql_secure_installation の実行
諸々の基本的なセキュリティ設定をしてくれるmysql_secure_installationを実行します。
rootパスワードが必要なので、/var/log/mysqld.logに記録されてる初期rootパスワードを控えておきます。
# mysql_secure_installation
最初に初期パスワードの入力を求められます。
控えておいたパスワードを入力し、次に新しいパスワードの入力になるので、適時設定します。
パスワード設定後は対話式で各種設定項目を聞かれるので、必要に応じて設定します。
設定内容はanony userの削除やtest DBの削除、rootアカウントのリモートログインの停止などなど。
基本的に全て適用で問題ないはずです。
ログイン確認
各種設定後、rootでログインして動作確認を行います。
# mysql -u root -p
mysql_secure_installationの時に再設定したパスワードでrootでログインします。
まとめ
初期状態のMySQLの設定は以上で完了です。