
IPv4が枯渇するからIPv6に移行しないとならんと言われて久しい。
この話が出てきたとき、結構あっさりIPv6に全移行するのかなと思ってたりしたけど、あれから数年経つが未だIPv4が現役な気がする。
とはいえIPv6への移行は避けられないだろうから、今更感はあるけどIPv6について要点をまとめてみる。
IPv6のIP数
約340澗個。(澗 “かん” と読む)
IPv6はアドレス長が128ビットになるので、2の128乗。
IPv4のアドレス長が32ビット。IPv6のアドレス長はその4倍。
つまりIPv4のIP数 約43億個の4乗。つよい。
IPv6のIPアドレス表記法
例)
1111:2222:3333:4444:ABCD:DCBA:012E:000F
16進数で1~4桁を「:」で区切り8ブロックで表記
アドレスに0のブロックが2個以上続く場合、「::」で省略可。
1234:0000:0000:0000:AAAA:BBBB:CCCC:DDDD
↓
1234::AAAA:BBBB:CCCC:DDDD
このように表記可能。
ただし「::」は一つのアドレス内で1回しか使えない。
1234:0000:0000:4321:AAAA:0000:0000:BBBB
この場合は
1234::4321:AAAA:0000:0000:BBBB
もしくは
1234:0000:0000:4321:AAAA::BBBB
となる。
IPv6のアドレスプレフィックスの表記法
1111:2222:3333:4444:ABCD:DCBA:012E:000F/48
基本的にはネットワークプレフィックス 64ビット、ホストアドレス64ビットで使用するようだ。