Raspberry Pi3 Model BにUbuntu Server 19.10をインストール

なにかに使おうと買ってあった Raspberry Pi3 Model B にUbuntu Server 19.10をインストールした。

必要な物は以下

  • Raspberry Pi3本体
  • Micro USBケーブル(電源用)
  • Micro SDカード(8GB以上)
  • LANケーブル
  • HDMIケーブル(初期セットアップ時に必要)
  • キーボード/マウス(初期セットアップ時に必要)

OSイメージの準備

UbuntuのサイトからRaspberry Pi用のイメージをダウンロード

https://ubuntu.com/download/iot/raspberry-pi

[64-bit for Raspberry Pi 3 and 4]を選択。

MicroSDカードにダウンロードしたイメージを書き込み。

Windowsならrufus等のツールでブート可能な状態で書き込みます。

起動とUbuntu Serverのインストール

Ubuntu Serverの起動イメージを書き込んだSDカードをRaspberry Pi3にセットし、電源用のMicro USBを接続して起動します。

Raspberry Pi3には電源スイッチなどはないので、接続したらすぐ起動します。

ログイン待ちの状態になるので、初期パスワードの ubuntu を入力して初回起動時の処理が走るのでしばらく待つ。

ubuntuユーザのパスワード設定

初回起動時の処理が終わるとログイン出来るようになるので、初期PWのubuntuから変更を行う。

ssh接続

ubuntuユーザでログイン後、DHCPで割り当てられているIPを確認。

# ip a

割り当てられているIPにsshでアクセス。ubuntuユーザで接続可能。

PrivateIPをDHCPから固定IPに変更

再起動時などに別IPが割り当たるとリモートアクセスする際に、毎回IPを調べないとならなくなるので、DHCPから固定IPに変更

ネットワークの設定ファイルを編集

# vi /etc/netplan/50-cloud-init.yaml
# 初期状態の50-cloud-init.yaml
network:
    ethernets:
        eth0:
            dhcp4: true
            optional: true
    version: 2

以下の様に変更
※ IPの部分は環境に合わせて適時設定

network:
    ethernets:
        eth0:
            addresses:
            - 192.168.1.xxx/24
            gateway4: 192.168.1.xxx
            nameservers:
                addresses:
                - 192.168.1.xxx
            dhcp4: false
            optional: true
    version: 2

編集後保存して、適用
※適用するとIPが変更になるためリモート接続で設定してる場合は接続が切れるので注意

# netplan apply

変更後、新しいIPにssh接続して確認。

これでモニタやキーボード付けずにServerとして利用出来るようになりました。

以上