
自分はIBS、つまり『 過敏性腸症候群 』ってやつだと思う。
要は「胃腸の弱い人」である。
朝は電車で出勤してるのだけど、各駅のトイレ位置は把握してるし、どの駅が比較的空いてるとか、ピットインする場合はどこの駅にしよう、とかいつも考えている。
多いと週に2-3回は途中下車をするレベルの腹弱上級戦士である。
で、IBSって釣りやキャンプなどのアウトドアとは最高に相性悪いよね、と。
そう、単純にトイレがない場所が多いのである。
釣りの場合は港や海釣り公園など、設備が充実している所なら問題ないけど、野池や渓流なんかだとトイレどころか人工設備がない。
まあ人気の無い山の中であれば、迷惑にならない場所ですますのは可能だけど、防波堤やサーフなんかだと人気もあり、人目につかない場所もないって場所が多い。
たまに沖堤なんかに渡しの船でいって釣りする場所なんかあるけど、とてもじゃないけど自分は怖くて行く気になれないのである。
釣りやキャンプやってみたいけど、おなかの調子が気になって躊躇してる人が結構いるんじゃなかろうか。
そこで腹弱アングラー&キャンパーの自分がいかにして便意と戦ってきたかをまとめてみる。
車内でなんとかする作戦
釣りやキャンプの場合、車で行くことがほとんどだと思う。
って事は、車にトイレが付いていれば最強じゃないか、と。
しかしトイレ付きの車なんて、一般的にはキャンピングカーしかない。
が、キャンピングカーなんかに乗せるポータブルトイレは単体で買える。しかも値段もそこまで高くない。(サイズやメーカによるが、10,000 – 30,000円くらい)
ポルタポッティ等のポータブルトイレはキャンパーや車中泊ユーザで利用している人も多いのではないだろうか。
自分が買ったポルタポッティキューブ 345はサイズがH330×W383×D427mm
普通乗用車であれば助手席を最前列までスライドさせれば後部座席との間に入るくらいじゃないだろか。まあ車次第なので計ってみるしかないのだけど、2シーターのスポーツカーとかでないかぎり、車内に置くことは可能だと思う。
実際に使うかどうかは置いておいて、車内にポータブルトイレがあるってのは心の支えにはなる。これはオススメ。
人気の無いところにいく作戦
つまりまあ、人気の無い所であればお花摘みや雉撃ちがしやすいよねって話。
防波堤なんかだとトイレはないし人は多いから、緊急時にちょっと用を足すってのは難易度が高い。
なので自分はほとんど人が居ない穴場、もしくは人が少ない時間帯にいくようにしている。
オススメ(?)なのはサーフで波打ち際などにテトラがおいてあるところ。そう、ご想像の通り、テトラに隠れて…って事なんだけど、何度かブツの痕跡を目撃したことがある。意外と同士が多いのかもしれない。
水没してるテトラは注意。特に上に乗ってとかは考えない方がいい。滑るしテトラの間に落ちると波にもまれて出られなくて、助からないことも多い。マジ危険。
あとは車内にポータブルトイレも装備してあるので、最悪の状況は避けられるのではないだろうか。
場所にこだわりがないのであれば、トイレが揃っている港や海釣り公園、駐車場 + 公衆トイレがあるような釣りスポットに行った方が安心かな。
淡水の釣り(池や川など)だと、トイレのあるスポットって少なそうだけど、公園と池が一緒になっている所であればトイレがある事が多い。
渓流だとトイレのある場所はほとんどないと思ってもらった方が良い。
それでも渓流釣りをやりたいって事であれば、渓流沿いのキャンプ場なんかを利用するのがよさそう。そういうキャンプ場だと釣具レンタルもあったりするので、道具揃える前に試しにやってみたいってニーズにはぴったりのはず。
チャリでいく作戦
自転車じゃなくてもいいんだけど、要はフットワーク軽い自転車や原付などでいって、緊急時は近くの公衆トイレ、コンビニ、大手スーパーなどに移動する。
これが車だとちょっと移動するにも渋滞、信号、細い道などの移動制限があって近場でも移動するのに意外と手間取ったりする。公園の公衆トイレ使いたくても車止める場所がなかったりね。
遠距離の釣行だと厳しいけど、自宅から数km程度であれば問題ないはず。
自転車や原付なら釣り場にダイレクトにアクセス出来るメリットもある。車が止められない釣り場って意外と多い。そしてそういう車でアクセスが難しい釣り場って人が少なく穴場なのである。
車で行かない場合はポータブルトイレが利用出来ないけど、フットワークの軽さをいかして周辺のトイレスポットを把握しておけば、便意に対してかなり有利な立ち回りが出来るのではないだろうか。
まとめ
胃腸が弱い事のつらさって、腹痛とかそういうのよりもトイレのない場所に行くのが恐怖で、どうしても引きこもりがちになってしまう事だと思う。
人付き合いにも結構影響あって、他人との行動する場合、迷惑かけてしまいそうで一人での行動が多くなる。
引きこもって自宅に居るのが一番気楽なんだけど、釣りやキャンプが好きだしなんとかしたいって事で、腹弱上級戦士なりに戦ってきたつもりである。
なにが言いたいかっていうと、準備しておけば結構なんとかなるから腹弱でも外で遊ぼうぜって事。
まずはトイレのある装備の充実した釣り場やキャンプ場。
もっと色んな場所で釣りやキャンプしたいってなったらポータブルトイレなどの装備を充実させればどこに行ったって大丈夫さ。