オオハンゴンソウは、夏に大きな黄色い花を咲かせるキク科の多年草です。花の中心部は黄緑色から緑褐色に盛り上がり、黄色い舌状花が垂れ気味につきます。草丈が高くなり、道端、河川敷、湿った草地、林縁などで群落をつくることがあります。
見た目はよく目立つ花ですが、日本では特定外来生物に指定されています。在来植物の生育場所を覆うように広がることがあり、観察時はきれいな花として持ち帰ったり、庭へ植えたりしないことが重要です。
- よみ
オオハンゴンソウ
- 分類
キク科オオハンゴンソウ属
- 概要
北米原産の多年草。夏に黄色い花を咲かせ、中央の筒状花が丸く盛り上がる。日本では特定外来生物に指定されている。
- 見分け方
草丈は高くなり、黄色い舌状花は細長くやや垂れ気味につく。花の中心部は黄緑色から緑褐色で丸く盛り上がる。葉は互生し、茎や葉に毛が見られることがある。
- 似ている種類
ハンゴンソウ、キクイモ、オオキンケイギクなど黄色いキク科植物と紛らわしい。オオハンゴンソウは中心部が大きく盛り上がり、舌状花が垂れ気味で、草丈が高く群落を作りやすい点を確認する。
- 観察できる時期
初夏から秋。地域差はあるが、夏に花が目立つ。
- 観察できる環境
湿った草地、河川敷、道端、林縁、休耕地など。日当たりがよく湿り気のある場所で群生することがある。
- 季節ごとの差異
つぼみから開花、結実まで夏の間に目立つ。開花期は黄色い花が遠くからでも目につき、群落の広がりを確認しやすい。
- 注意点
特定外来生物(外来生物法)に指定されているため、栽培・保管・運搬・譲渡・販売・野外へ植える/まくことは原則禁止。見つけても生きたまま持ち帰らない。駆除が必要な場合は、土地管理者や自治体の方針に従い、種子や根を落とさないよう処理し、枯死させてから地域のごみ分別ルールに従う。