クロスジアオシャクは、緑色の翅に白っぽい横線が入るシャクガ科の蛾です。アオシャク類らしい葉のような色合いで、翅を広げて壁や葉に止まると周囲に溶け込みます。夜間に灯りへ飛来することがあります。
翅の緑色は新鮮な個体ほど鮮やかで、時間がたつと色あせることがあります。細い白線や翅の形、止まり方をあわせて観察すると、ほかのアオシャク類との違いを見やすくなります。
- よみ
クロスジアオシャク
- 分類
シャクガ科アオシャク亜科
- 概要
緑色の翅に白い横線が入るアオシャク類。夜間に灯りへ飛来することがあり、室内や窓辺で見つかることもある。
- 見分け方
翅は淡い緑色から黄緑色で、前翅・後翅に白っぽい横線が走る。翅を広げて止まり、葉のように見える。緑色は個体の鮮度や光の当たり方で印象が変わる。
- 似ている種類
シロオビアオシャク、コシロオビアオシャクなど緑色のアオシャク類と似る。横線の入り方、翅形、翅縁、止まり姿を比べて確認する。
- 観察できる時期
初夏から夏。夜間の灯火、窓辺、建物周辺で見つかることがある。
- 観察できる環境
林縁、雑木林、人家周辺。成虫は灯りに飛来することがある。
- 季節ごとの差異
夏の夜、室内灯や外灯に誘引される個体を観察しやすい。新鮮な個体は翅の緑色が鮮やか。
- 注意点
室内に入った個体は、翅をこすらないよう容器や紙でそっと外へ逃がす。アオシャク類は似た種類が多いため、細かな同定には翅の模様が見える写真を残すとよい。