ネジバナは、芝地や草地に細い花茎を立て、桃色の小さな花をらせん状につけるラン科の多年草です。花が茎に巻きつくように並ぶ姿から「ネジバナ」と呼ばれます。身近な場所に出るランとして観察しやすい植物です。
花のねじれ方は個体によって違い、右巻き、左巻き、ほとんどねじれないものもあります。小さな花をよく見ると、ラン科らしい唇弁と白い縁取りが見えます。
- よみ
ネジバナ
- 分類
ラン科ネジバナ属
- 概要
草地や芝地に生える小型のラン科植物。細い花茎に桃色の小花がらせん状に並ぶ。
- 見分け方
細い花茎を伸ばし、桃色から淡紅色の小さな花を多数つける。花は茎の周りを巻くように並び、右巻き・左巻きの個体差がある。根元には細い葉が出る。
- 似ている種類
他の小型ランや草地の花と混じることがあるが、花が螺旋状に並ぶ姿が大きな手がかり。白花品やねじれの弱い個体もあるため、花のつき方とラン科らしい小花を確認する。
- 観察できる時期
初夏から夏。地域差はあるが、6月から7月ごろに花が目立つ。
- 観察できる環境
芝地、草地、公園、道端、明るい林縁など。刈り込みのある草地にも出ることがある。
- 季節ごとの差異
初夏、草丈の低い場所に細い花茎が伸びると見つけやすい。花は下から上へ咲き進む。
- 注意点
身近に見られるがラン科植物なので、観察は採らずにその場で行う。草刈り前後で消えたり現れたりするため、踏みつけにも注意したい。