Species

ムラサキヤマドリタケ

キノコ
コケのある林床のムラサキヤマドリタケ。暗紫褐色の丸い傘に黄褐色の斑が見える(2026年9月18日)

ムラサキヤマドリタケは、紫色を帯びた傘と柄、柄の目立つ網目模様が特徴のイグチ科のキノコです。夏から秋にシイなどのブナ科樹木の林内に発生し、傘に黄色い斑紋を生じることがあります。

2026年9月18日、コケや草、落ち葉のある林床で観察しました。暗紫褐色から黒っぽく見える傘に黄褐色の斑があり、写真2枚目では暗色の柄に浮き出た網目模様が見られます。傘の縁には黄緑色の下面が細くのぞき、表面には凹凸や欠損も写っています。

種名は観察者の申告に基づく記録です。管孔面全体、肉の変色反応、寸法、周囲の樹種は未確認です。

参考:森林総合研究所「ムラサキヤマドリタケ」石川県「ムラサキヤマドリタケ」

よみ

むらさきやまどりたけ

分類

イグチ科ヤマドリタケ属/Boletus violaceofuscus

概要

ムラサキヤマドリタケは、紫色を帯びた傘と柄、柄の目立つ網目模様が特徴のイグチ科のキノコです。夏から秋にシイなどのブナ科樹木の林内に発生し、傘に黄色い斑紋を生じることがあります。

見分け方

紫色を帯びる傘と柄、柄の網目模様、傘に生じる黄色の斑紋を合わせて観察します。傘の裏はひだではなく管孔です。湿った傘は粘性を帯びることがあります。色の印象だけでは判断せず、下面や柄の模様も確認します。

似ている種類

ヤマドリタケモドキなど、太い柄に網目があるイグチ類。傘と柄の色、網目、管孔面、発生環境を比較します。暗い色の傘だけでは区別できません。

観察できる時期

夏〜秋

観察できる環境

シイなどのブナ科樹木の林内地上。今回の写真ではコケ、草、落ち葉のある林床で観察していますが、周囲の樹種は未確認です。

季節ごとの差異

夏から秋に子実体が見られます。今回の9月18日の写真では、暗色の傘に黄褐色の斑が見られ、表面の凹凸や欠損の状態も記録しています。

注意点

食用として紹介される種類ですが、写真だけで食用の可否を判断しないでください。イグチ類には有毒種もあり、管孔があることは安全の根拠になりません。確実に識別できないキノコや傷みのある個体は食べないでください。

観察記録