- よみ
アオハタ
- 分類
スズキ目ハタ科アカハタ属(Epinephelus awoara)
- 概要
アオハタは、西北太平洋に分布する沿岸性のハタの仲間です。日本では日本海側と太平洋側の各地で記録され、沿岸の岩礁域や砂泥底に生息します。体は黄褐色から緑褐色で、暗色の横帯と黄色い小斑点が入り、各鰭の外縁が黄色く見えるのが特徴です。ハタ類の中では比較的小型で、魚類や甲殻類などを捕食します。
- 見分け方
体はずんぐりとしてやや細長く、黄褐色から緑褐色の地色に5本ほどの暗色横帯が入ります。頭部から体側に細かな黄色い斑点が散り、背鰭、臀鰭、尾鰭などの外縁が黄色く縁取られます。成長した個体では横帯が薄くなることがあります。写真では暗色の横帯、頬と体側の黄色い小斑点、黄色い鰭の縁が確認できます。
- 似ている種類
キジハタ、マハタ、オオモンハタなどの同属魚に似ます。アオハタは黄色い小斑点と鰭の黄色い外縁、体側の暗色横帯の組み合わせが目安です。キジハタは橙色から赤色の小斑点が目立ち、マハタはより明瞭な暗色帯をもち、オオモンハタは体側に褐色の網目状斑紋が現れます。体色は環境や鮮度で変わるため、複数の特徴を合わせて判断します。
- 観察できる時期
一年を通して沿岸で見られます。釣りや市場で目にする機会があり、幼魚は浅い場所に現れることがあります。
- 観察できる環境
沿岸の水深およそ3〜50mにある岩礁域、石礫底、砂泥底。岩や構造物の周辺など、身を隠せる場所に生息します。
- 季節ごとの差異
春:沿岸の岩礁域や砂泥底で見られます。
夏:浅場を含む沿岸で観察され、釣りでも出会う機会があります。
秋:沿岸の岩礁域や砂泥底で見られます。
冬:水温に応じてやや深い場所を利用することがあります。- 注意点
背鰭の棘や鰓ぶた周辺は鋭く、釣り上げた個体を扱う際は手を傷つけないよう注意します。採捕できる魚種や体長、漁法の規制は地域や時期で異なるため、現地の遊漁規則や漁業調整規則を確認してください。
Species
アオハタ
魚類
海岸