Species

アオダイショウ

爬虫類 公園、田んぼ、雑木林
コンクリート上を進む灰褐色で暗い縦模様のあるアオダイショウ
よみ

あおだいしょう

分類

脊索動物門爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ナメラ属(Elaphe climacophora)

概要

アオダイショウは北海道から九州まで分布する日本固有の無毒蛇です。平地から低山の森林、草地、農地、水辺、人家周辺など幅広い環境で暮らします。地上を移動するほか木や建物に登るのも得意で、主にネズミなどの小型哺乳類、鳥やその卵を食べます。

見分け方

成体は黄褐色、灰褐色、緑がかったオリーブ色など変化があり、体に4本の不明瞭な暗色の縦条が出ることがあります。頭は細長く、瞳孔は丸形です。幼蛇は淡い地色にはしご状の濃い斑紋が並び、成体とは異なる姿に見えます。

似ている種類

シマヘビは通常、体に4本の黒い縦縞がより明瞭に出ます。幼蛇はニホンマムシと間違われることがありますが、マムシは体が太短く、銭形の斑紋が並び、尾が短い傾向があります。模様や写真だけで判断できない場合は近づかず、種類を確定しないでください。

観察できる時期

主に春から秋。暖かい日の昼間に、林縁、農地、水辺、人家周辺などで活動する姿を観察できます。

観察できる環境

平地から低山の森林、林縁、草地、農地、水辺、公園、人家や倉庫の周辺。樹上や屋根、塀などに登ることもあります。

季節ごとの差異

春:冬眠から目覚め、日当たりのよい場所で活動を始めます。
夏:活動が盛んで、地上だけでなく樹木や建物周辺でも見られます。
秋:気温の高い日は活動し、冬眠場所へ移る前まで観察できます。
冬:土中や石垣などで冬眠し、地上で見る機会は少なくなります。

注意点

無毒ですが、追い詰めたり手でつかんだりすると咬むことがあります。見つけても進路をふさがず、十分に距離を取って観察してください。幼蛇は毒蛇と見間違えやすいため、模様だけで安全と判断しないことが大切です。野生個体をむやみに捕獲・移動させないでください。

観察記録

建物周辺のコンクリート上