Species

カラカサタケ

キノコ
丸い傘をつけたカラカサタケ。褐色の鱗片、白いつば、長い柄の細かなだんだら模様(2026年9月13日)

カラカサタケは、淡い色の傘に褐色の鱗片が散り、長い柄に細かなだんだら模様があるハラタケ科のキノコです。夏から秋に林内や竹林などで見られ、傘が開くと唐傘のような姿になります。

2026年9月13日、落ち葉や小枝、草のある林床で観察しました。写真1枚目には傘が広がった姿、2枚目には丸い傘を長い柄が支える姿が写っています。傘の表面の褐色の鱗片に加え、2枚目では柄の細かな模様と傘のすぐ下にある白いつばが見えます。

種名は観察者の申告に基づく記録です。ひだの詳しい状態、つばの可動性、傷つけた部分の変色は未確認です。

参考:石川県「カラカサタケ」国立医薬品食品衛生研究所「毒きのこに気をつけて」

よみ

からかさたけ

分類

ハラタケ科カラカサタケ属/Macrolepiota procera

概要

カラカサタケは、淡い色の傘に褐色の鱗片が散り、長い柄に細かなだんだら模様があるハラタケ科のキノコです。夏から秋に林内や竹林などで見られ、傘が開くと唐傘のような姿になります。

見分け方

淡灰褐色の傘に散る褐色の鱗片、長い柄の細かなだんだら模様、リング状のつばを合わせて観察します。一般にひだは成熟しても白く、つばには可動性があり、柄の基部は球根状にふくらみます。傘の模様だけでは識別せず、ひだや柄の根元まで確認します。

似ている種類

有毒のオオシロカラカサタケに注意が必要です。オオシロカラカサタケは成熟したひだが緑色を帯び、柄にはカラカサタケのような鱗片によるだんだら模様がありません。幼い個体ではひだがまだ白い場合があり、ひだの色だけで食用とは判断できません。

観察できる時期

夏〜秋

観察できる環境

林内や竹林などの地上。今回の写真では、落ち葉や小枝が積もり、草の生えた林床で観察しています。

季節ごとの差異

夏から秋に子実体が見られます。今回の9月13日の写真では、丸い傘の姿と傘が広がった姿を比較できます。同じ個体の連続した成長記録かどうかは未確認です。

注意点

食用として紹介されますが、生食で消化器系の中毒を起こすことがあります。また、有毒のオオシロカラカサタケなどとの取り違えに注意が必要です。このページや写真だけで採取・食用の可否を判断せず、確実に識別できないキノコは食べないでください。

観察記録