キダイはタイ科キダイ属の海水魚で、「レンコダイ」の名でも親しまれています。沿岸から大陸棚の砂泥底に生息し、甲殻類、軟体動物、小魚などの底生動物を食べます。
体の背側は赤色から桃色で、腹側に向かって銀白色になります。背びれの下に黄色い斑が見られ、眼が大きいことも観察の手掛かりです。
- よみ
きだい
- 分類
タイ目タイ科キダイ属(Dentex hypselosomus)
- 概要
キダイは、レンコダイとも呼ばれるタイ科の海水魚。背側は赤色から桃色、腹側は銀白色で、背びれ基部の下に黄色い斑が見られる。沿岸から大陸棚の砂泥底に生息する。
- 見分け方
体は左右に平たく、背側が赤色から桃色、腹側が銀白色になる。背びれ基部の下に黄色い斑が並び、眼が大きく、尾びれは深く二叉する。背びれや尾びれは赤みから黄色味を帯びる。斜めから見ると斑の色が分かりやすい。
- 似ている種類
マダイやチダイなどの赤いタイ類と似る。体色だけで判断せず、背側の黄色い斑、大きな眼、頭部の輪郭、背びれ・尾びれの色と形を合わせて確認する。
- 観察できる時期
一年を通して見られる。漁獲や釣りでは初夏と秋に観察機会が増える地域がある。
- 観察できる環境
沿岸から大陸棚にかけての砂泥底。おおむね水深50〜200m前後の海域で見られる。
- 季節ごとの差異
春:沖合の砂泥底で生息
初夏:漁獲や釣りで観察機会が増える地域がある
夏:沖釣りで観察できる
秋:漁獲が増える地域がある
冬:深場を含む海域で見られる- 注意点
背びれなどの鋭い棘で手を傷つけないよう注意する。釣獲・採捕時は海域ごとの遊漁規則、禁漁、サイズ制限など最新のルールを確認する。食用にする場合は鮮度を保ち、内臓を早めに処理して十分に加熱する。