Species

カバイロツルタケ

キノコ
落ち葉の上に立つカバイロツルタケ。茶褐色の傘の縁に条線があり、細長い柄の根元に袋状のツボが見える(2026年9月27日)

カバイロツルタケは、茶褐色の傘と細長い柄をもつテングタケ科のきのこ。夏から秋に林内の地上に発生し、傘の縁にある明瞭な条線と、柄の根元を包む袋状のツボが特徴。

よみ

かばいろつるたけ

分類

菌界/担子菌門/ハラタケ目/テングタケ科/テングタケ属。学名:Amanita fulva。Amanita vaginata var. fulva としてツルタケの変種に扱う資料もある。

概要

カバイロツルタケは、茶褐色の傘と細長い柄をもつテングタケ科のきのこ。夏から秋に林内の地上に発生し、傘の縁にある明瞭な条線と、柄の根元を包む袋状のツボが特徴。

見分け方

傘は淡褐色から茶褐色で、中央が濃くなることが多い。縁には放射状の条線が目立つ。ひだは白色。柄は細長く、淡い褐色を帯び、ツバを欠く。根元には膜質の袋状のツボがある。

似ている種類

ツルタケに似る。ツルタケは一般に傘が灰色から灰褐色だが、褐色を帯びるものもあり、色だけでは区別しにくい。傘・柄・根元の特徴を合わせて確認する。

観察できる時期

夏から秋。

観察できる環境

広葉樹林や針葉樹林の地上。樹木と菌根をつくる。

注意点

有毒の可能性あり。食べないこと。食用とする資料もある一方、生食による中毒や毒きのことしての扱いもあり、食毒の記載は一致していない。加熱すれば安全とは判断しない。似たテングタケ属のきのことの取り違えにも注意が必要。

参考:Wikipedia「カバイロツルタケ」、森林総合研究所 九州支所「カバイロツルタケ」、石川県「カバイロツルタケ」、塩尻市「見分けるのが難しいきのこ(No.2)」、厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」

観察記録