カバイロツルタケは、茶褐色の傘と細長い柄をもつテングタケ科のきのこ。夏から秋に林内の地上に発生し、傘の縁にある明瞭な条線と、柄の根元を包む袋状のツボが特徴。
- よみ
かばいろつるたけ
- 分類
菌界/担子菌門/ハラタケ目/テングタケ科/テングタケ属。学名:Amanita fulva。Amanita vaginata var. fulva としてツルタケの変種に扱う資料もある。
- 概要
カバイロツルタケは、茶褐色の傘と細長い柄をもつテングタケ科のきのこ。夏から秋に林内の地上に発生し、傘の縁にある明瞭な条線と、柄の根元を包む袋状のツボが特徴。
- 見分け方
傘は淡褐色から茶褐色で、中央が濃くなることが多い。縁には放射状の条線が目立つ。ひだは白色。柄は細長く、淡い褐色を帯び、ツバを欠く。根元には膜質の袋状のツボがある。
- 似ている種類
ツルタケに似る。ツルタケは一般に傘が灰色から灰褐色だが、褐色を帯びるものもあり、色だけでは区別しにくい。傘・柄・根元の特徴を合わせて確認する。
- 観察できる時期
夏から秋。
- 観察できる環境
広葉樹林や針葉樹林の地上。樹木と菌根をつくる。
- 注意点
有毒の可能性あり。食べないこと。食用とする資料もある一方、生食による中毒や毒きのことしての扱いもあり、食毒の記載は一致していない。加熱すれば安全とは判断しない。似たテングタケ属のきのことの取り違えにも注意が必要。
参考:Wikipedia「カバイロツルタケ」、森林総合研究所 九州支所「カバイロツルタケ」、石川県「カバイロツルタケ」、塩尻市「見分けるのが難しいきのこ(No.2)」、厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」